はじめに
今回は今まで時折出ていたRuby on Railsの基本理念について書いていこうと思います!
そもそも基本理念とは??
基本理念とは、物事に対する根本的な考え方のことです!
もちろんRuby on Railsにもこの基本理念というものがあります!
Ruby on Railsの基本理念
DRY
DRYとは、 Don’t Repeat Yourselfの略で、「同じ情報を繰り返し定義しない」という考え方です!
これでいいう、情報というのは、メソッド・配列などのデータの集合体のことです!
ぶっちゃけ言いますと、同じコードは繰り返し記述しないということです!
これによるメリットととしては、可読性の向上や、コードを減らすことによってアプリケーションの動作が早くなるということが挙げられます!
DRYを意識したコードはこんな感じになります!
prefecture = [~] def select (prefecture, category) num = gets.to_i if category == 'birthplace' birthplace == prefecture[num] puts birthplace elsif category == 'address' address = prefecture[num] puts address elsif category == 'work_address' work_address = prefecture[num] puts work_address end end select_prefecture(prefecture, 'birthplace') select_prefecture(prefecture, 'address') select_prefecture(prefecture, 'work_address')
フレームワークのルールに沿った実装
Railsには実装にルールがあります!
CoC
CoCとは、Convention Over Configurationの略で、「設定よりも規約を優先する」考え方のことです!
Railsでは、ゼロから自身で設定するのではなく「設定よりも規約を優先して作業をする」、これえがCoCという考え方です!
メリットとしては、すでに定義されている処理を利用することで、開発スピードが上がり、質を担保できること、開発者同士の共通認識であるため、可読性が向上するなどがあります!
CoCを意識しているコードと無視しているコードを比較してみます!
無視したコード class TestsController < ApplicationController def render_top_page render template: "tests/index" end end
規約に沿ったコード class TestController < ApplicationController def index end end
わざわざレスポンスを指定する必要が規約に沿っているとないので、最小限のコードで実装することができました!
Ruby on Railsのオブジェクト指向
Railsはオブジェクト指向言語であるRubyで作られています!
したがって、Railsにもオブジェクト指向の考えに則って作られています!
例えば、コントローラーというオブジェクトは、任意のリクエストがあった場合に、設定されたレスポンスを返却するものです!
また、モデルやビューも機能を持っているオブジェクトです!すなわち、Rails自体がオブジェクトの集合体なのです!
オブジェクト指向とは、全てをモノとした考え、そのモノに情報を加えていくと私たちにも理解しやすいプログラムを作成していくことができます!
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